総量規制という規定により年収の3分の1までが上限
キャッシングをする上で煩わしく思ってしまう方も多い限度額ですが、これはしっかりとした基準のもとで決定されており、多くのメリットも存在しています。ここではそんな限度額の設定される基準と、そのメリットについて簡潔に紹介させていただきます。
そもそも限度額はどのように設定されるのか?
限度額が設定される一般的な基準は以下の通りとなります。
- 借り入れ総額は原則として年収の3分の1までが上限
- 個人の信用情報や記録などをもとに、上記の枠内で最終的な借入可能額が判断される
というものです。@の年収に関しては前年度の収入から計算されることとなるので、収入証明書の提出が必要となります。Aで参照されるデータは主にキャッシングやクレジットカードの利用の際に登録されることになる信用情報機関の情報です。すでにキャッシング業者からのお借り入れがある場合は、その分だけ限度額が引き下げられることとなります。以上が大まかな限度額設定基準です。
注意として、限度額が設定されてもその分までは確実に借りられるというわけではないことです。過去に返済の滞りや焦げ付きがあった場合には当然お借り入れは難しくなりますし、初めて利用される方もまた、そこまでの金額をいきなり借りるのは難しいです。あくまでも目安として捉えておくと良いでしょう。
限度額が設定されるメリットとは?
では、限度額が設定されることによるメリットとは一体何なのでしょうか?それはひとえに、返済能力を超えた借り入れの防止に他なりません。もしも上限金額いっぱいの、年収の3分の1まで借りてしまったとしましょう。その場合、年収300万円の方ならば100万円まで借りられることとなりますね。
年間100万円を返済して、残りの200万円で何とかやっていけると思ってしまうかもしれませんが、そう甘くはありません。そもそも年収300万円だとしても、それが丸々手元に残るわけではありません。各種税金・手数料がしっかりと引かれ、実際に使えるお金は大幅に減ってしまいます。それに加えて、借金には利息がつきものです。
年利18%と仮定すると、100万円借りれば利息はなんと年間18万円にも及んでしまうのです。それだけの税金と利息を支払ってなお、普通の生活が送れるでしょうか?非常に困難であることが分かると思います。限度額はこういった無茶な借り入れを防止し、利用者の生活を守るために定められているのです。
まとめ
以上、限度額の設定基準とメリットについてご紹介させていただきました。一見すると、利用者にとっては煩わしい制度に思える限度額ですが、その仕組みを今回紐解いたことにより、利用者を守るために考え出されたシステムであることがお分かりいただけたと思います。
お借り入れの際はこういった制度をきちんと理解した上で、返済シミュレーションを事前にしっかりと行って、計画的なお借り入れを心がけてください。
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